突然のドクターストップ・・休職することになりました。
目指せ、円満退社・・!?
円満退社を目指して、身辺整理や年休消化の調整などがんばっていました。
年休消化。
本当は3月に全て消化したかったのですがそれは困るとのことで、1月~3月でシフトに余裕のある日に休暇を入れていきました。
7割ぐらいは消化できる目途がつきました。
あとの残りは、前日に職員の配置を決めた段階で休めるようならお伝えする形でいいですか、と主任に聞かれ、了承しました。
希望通りではないけど、仕方ない。
でもまあ、年休消化して円満退社できそうだと思い、安心していました。
しかし、
・・・数日後・・・
「やっぱりあれ、なかったことにして。他の先生のお休みがあったりしてシフトが厳しくて。
半休とかで消化していってください。」
主任からピシャリと言われて内心(え~~~~!)と思いました。
半休・・・
職場が遠方なので、往復で3時間かかるんですよ。
休暇じゃないよ、それ。
今口論しても仕方ない。作戦を練って、再度交渉しよう。
帰宅して夫に話すと
「それはおかしい!保育園てそんなブラック企業みたいなところなの?」
そうだよね。おかしいよね。
人がいないからって・・・
私の仕事は保育士であって、人をなんとかするのは私の仕事ではありません。
なんだか疲れてしまいました。
心療内科に行ってみました
とりあえず1月の消化分は休んでいいとのことだったので、心療内科を受診してみることにしました。
年末ぐらいから眠りの浅い日があったり気分の落ち込みがあったりと、仕事のことを考えて気分が滅入ることが度々あったのです。
ずっと行こうか迷っていたのですが、思い切って電話をして初診の予約を取りました。
そして、状況を分かりやすく伝えるために、今まであったことや私の気持ちを文書にして持参しました。
先生は年配の男性でした。
ワード文書約5枚分に目を通しながら、分かりづらい箇所を時々質問されました。
広い診察室は静かで、窓の外は今年初めての大雪でした。
(心療内科の先生は保育園の事情なんか知らないよなー。)
と思いながら、雪を見ていました。
数分後。
読み終わって顔をあげた先生は、
「いろんなことがありすぎましたね。少し、あなたの言葉で話してください」
私は文書に書ききれなかったエピソードを話しました。
主任にも園長にも話せなかった、本心を話しました。
話しながら悔しい気持ちがこみあげて、涙が出てきました。
また、文書に出てくる登場人物に関して、どんな人物なのか説明を求められました。
そして、文書の中のひとつのエピソードを取り上げて、
「この部分は園の管理に問題がありそうです。
そして、有休休暇を断られたのは明らかに法律違反です。
しかし、あなたがそれを訴えたとしても、園の方から強く出られたら押し切られてしまうでしょう。
あなたはいろいろなことがありすぎて、少しずつうつの症状が出始めていますので、
私はあなたに対してドクターストップをかけます。
もう園に行くのは止めなさい。連絡もあなたではなく、ご主人に代わってもらいなさい。
この場ですぐに診断書を発行しますので、すぐに投函してください。」
え・・・・・
あまりの急展開に言葉を失いました。
「あの、私まだ働けます。2月までは働こうと思っているんです。」
「いや、もう行くのは止めてください。連絡も自分では取らないでください」
そして、不安症状や眠りが浅い症状を改善するために、毎晩飲む薬を処方されました。
夫に連絡してもらいました
一連の出来事を夫に説明して、夫に仕事の合間に園に連絡をしてもらいました。
帰宅した夫に「どうだった?」と聞くと
「承知しましたって。今後、事務連絡は全部自分(夫)に来るようにしたから。」
「私本当に休んでいいのかな」
「いいんだよ」
娘たちの保育園に事情を説明したり、役所に行ったり、ずっと行けなかった美容室に行ったり・・
少しずつ落ち着きを取り戻しつつあります。
毎晩薬を飲んでいますが、今のところ朝起きられないことはありません。
思い描いていた形とは違いますが・・・次の職場に行くまで、ゆっくり充電できそうです。