うさんぱす日記

日々の家事・育児・仕事などなど

職場復帰7週間目

今週のローテーションは「雑用係」

雑用というとどうでもいい感じがするけど(私だけ?)精神的・体力的に大変に辛い係である。
その為か、今週はほとんど娘と同じ時間に眠っていた。


雑用係が一番重要な場面はズバリ昼食!

子どもが外から帰ってきてスムーズに食事が出来るようにテーブル・椅子をセッティングして、食事を給食室から運んでくる。

そして子どもに食事を配るのだが、アレルギー持ちの子どもが必ずクラスに数名いるので間違いがないようかなり神経質になる。

アレルギー食材に少しでも触れてしまうとアナフィラキシーショックを起こす可能性があるため、何重にもチェックをしている。
①事前に献立表でアレルギー食材をチェックし、栄養士さんと答え合わせする。
②当日の朝献立を確認し、該当する食材があればホワイトボードに書き出しクラス担任全員が見られる状態にする。
③給食室で受け取るときにアレルギー児の除去対応を確認する。
④配る時に、食事のテーブルに付く保育士に確認する。
⑤食事中は常に目を離さず、食後も落ちている食材などに触れないように注意する。

私の勤務する保育園ではこんな対応をしている。
少しでも間違いがあれば、即事故扱いになり対策のための会議を開いたり詳細な報告書の作成が課される。

素早さと正確さが求められる。

そして配り終えても安心できない。

食事中に昼寝用の布団を20枚以上運び10分ほどで敷かなければならない。

布団を敷いている間に「子どもが眠くなったから顔洗って眠気覚まして」「トイレに行きたくなったから連れてって」「おかわり持ってきて」「職員用の食事用意してお茶淹れて」「ちょっと吐いちゃった。処理して」etc....

これらの対応は全て雑用係が行う。


その後の下膳の時間はかなりタイトに設定されているため、布団を敷いたらすぐに下膳のことを考えなければならない。

しかしすぐに下膳できると思ったら大間違い。

のんびり食べている子どもの追い込みをしたり切り上げたりしながらの下膳になる。

時間に遅れた場合「遅くなって申し訳ございません」と丁寧に挨拶をしながら下膳。
大人の事情で大変に気を使う場面なのだ。

全ての子どもが食べ終わっても気を抜けない。

子どもが使ったおしぼりを下洗いして洗濯に出さなければならない。

ここもかなりタイトな時間設定 + 大人の事情で気を使う場面 、なのだ。

そして今度は子どもたちが壮大に食べこぼした場所を全てきれいにする。

数枚の雑巾を駆使して15分程で10畳ほどのスペースを完璧に拭きあげないといけない。

アレルギーのことがあるので食べかすが残っていることは許されない。

食事や布団が遅れると「雑どうなってるの」と厳しいチェックが入る。泣きそう。

少しの時間も無駄にせず常に先回りしてやらないと。

あとは子どもが汚した服などを袋にまとめてロッカーへ返却する。

毎回「あー名前ない!消えてるーわかんないよ;;」が数枚出る。

で、間違えると「これ間違ってました」と洗って返してくれる優しい方もいれば「こないだも間違ってました」とキレられることもあるので、やっぱりここも大人の事情で気を使う場面なのだ。


新人の頃はこのタイトさと心身の消耗具合に耐えられずよく体調を崩していた。

今は時短勤務だから夕方に仕事を残さないように気を使うがどうしても終わらない。
雑用って難しい。


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