【放送大学】【保育士】幼稚園教諭免許の申請にかかった費用をまとめてみました。
保育士免許と幼稚園教諭免許、両方を持つメリット
保育系の学校を卒業した人は、幼稚園教諭の免許も保育士免許も両方持っていることが多いです。
二つの免許を持っていると認定こども園で「保育教諭」として働くことができます。
私は保育士免許を持っていて条件(3年以上、4320時間以上の勤務)を満たしていたので、幼稚園教諭免許の取得に挑戦しました。
ステップ1「大学で8単位取得」
ほぼ自宅学習で単位取得が可能だったので放送大学にしました。
念のため、居住区の教育委員会に教員免許の申請で「放送大学の単位」が認められるのか、電話で確認をしました。
単位取得にかかった費用は53000円です。
※放送大学HPより
半年以内に単位がとれなかった場合を考えて、このまんまの履修パターンでいきました。
半年で十分なら科目履修性を選ぶのもアリだと思います。
ステップ2「申請書類をそろえる」
たくさんありました。
①申請書(収入証紙5000円を添付)
②履歴書(所定のフォームで)
③卒業証明書(郵便小為替200円、往復通信費82円×2)
④学力に関する証明書(郵便小為替200円 往復通信費82円×2)
⑤保育士証の写し(自宅でコピー)
⑥人物の関する証明(勤務先の園長に記入してもらう 往復通信費140円×2)
⑦実務に関する証明(勤務先の事務に記入してもらう)
⑧身体に関する証明(近所の内科に記入してもらう 2160円)
⑨戸籍抄本(450円)
⑩返信用封筒(450円分の切手を貼り付け)
小計9068円
単位取得費用と合わせて、62,068円でした!
実際にはこれ以外に、教育委員会までの交通費や職場への電話代・封筒代などもかかってます。
あと、放送大学の試験はサテライトセンターで行うので、その交通費もかかりました。
ステップ3「教育委員会に申請」
私の居住区では、県庁の中の教育委員会が窓口になっていました。
郵送では受付不可なので、書類を直接持参しました。
暑い中、次女を抱っこして汗だくで行きました。
受付の人が書類チェックまでしてくれるのですが、かなり細かくチェックされます。
私の場合は履歴書に「産休・育休で業務を外れていた期間」を書かなければいけなかったようで、あやうく差し戻しになるところでしたが「見なかったことにするので今書いてください」と言われてこっそり書き足しました。
記入漏れの箇所によっては、出直しになる可能性もありそうでした。
あとは、免許状が送られてくるのを待つだけです。
2~3か月後に書留で送られてきました。
教員免許の有効期限は10年です。
更新にはまた所定の講習を受けなければいけません。
免許を使わなければそのまま失効してしまうかも・・
それに比べて、保育士免許は期限がないのでよかったです。
保育士も現役でいる限り知識のアップデートは必要かもしれませんが・・ただでさえ保育士不足が問題視されているので、有効期限が設けられることはなさそうです。