うさんぱす日記

日々の家事・育児・仕事などなど

【結婚】【婚活】家族になろうよ!

就職 ~憧れの自由へ~


自分の育った家庭環境はあまり居心地の良いものではなかったので、結婚して家庭を持ちたいという憧れを全く持っていなかった。
自分の子どもが居たら自由が奪われるだけだと思っていた。
早く大人になって自由を謳歌したい。ずっとそう思いながら子ども時代を過ごしていた。


大学を卒業して就職した。
いよいよ憧れていた自由…!


のはずだったが営業職は私にとって荷が重すぎた。
若干ブラックだった会社では退社はいつも21時を回っていた。残業代など出ない。ノルマが達成出来なければ人間扱いされない。
平日は帰宅してバタンキュー、休日は一日中布団でゴロゴロ。たまに夕方から飲みに行くだけ。



これが憧れていた自由なの…?


退職 ~フリーター生活へ~


研修中から「思ってたのと違う、辞めたい」と思ってたけど、大変な就職活動の末にやっと入った会社なので我慢して三年働いて退職した。


退職しても特にやることはなかった。


営業先のひとつだった幼児教室のオーナーに退職することを伝えたら「バイトしてみる?」と誘われ、面白そうだなーと興味もあったのでしばらく教室で講師のバイトをすることになった。


そこで初めて子どもと接することになるのだが、予想をはるかに上回る子どもの残酷さにただただ驚き、子どもを動かしてレッスンをするなど不可能に思えた。
この仕事も自分に向いていない。早く辞めたい。


まともなレッスンもできず、かといって辞めるとも言い出せずになんとなく通い続けていた。


下手なレッスンもオーナー夫妻の手を借りながら積み重ねていくとなんとなく形になってきた。
子どもを惹きつけるために何を準備すればいいのか、時間配分のコツ、子どもが動きたくなるような声掛け、親に対しての説明…やればやるほど次回への課題が見えそれをクリアして自信となっていった。


子どもと上手く接することができるようになり、教室に通ってくる子どもたちの成長が見えると仕事が楽しくなってきた。



そのころから、自分の子どもがいたら楽しいだろうな、子どもを育ててみたいな、結婚もいいかもしれないな、と思うようになった。
相手は居なかったが…。


週に数回だったレッスンは少しずつ増えて、週5日、20レッスン以上担当するようになった。


しかし収入は満足できるものではなく、家族経営だったからか(?)有給やボーナスなど普通の会社にあるものがないし、年金や健康保険も給料から自分で支払っていた。


待遇への不満から転職を考えたが、今辞めても何も残らないしまた同じ繰り返しになる。
子どもと接する仕事がしたいなら資格を取ってから転職した方が収入に繋がるはずだと考え、働きながら資格を取るための勉強を始めた。


usanpass.hatenablog.com



再び転職 ~今度こそ自由!?~

一年後に保育士として転職し、有給やボーナスが出て収入はフリーター生活時の約二倍になった。
(フリーターの時の収入はワーキングプアと呼ばれるようなものだった。当時は知らなかったけど)


時間やお金に余裕ができ、今度こそ自由を謳歌出来るようになった。
自由、イイネ!



友だちと飲みに行ったり、休みを合わせて旅行したり、一人旅したり好きなライブに行ったり。
そうしている間に30代になり周りが続々結婚し始めた。
自由は、とりあえず満足・・・かなー・・・と若干焦りはじめた(笑)



婚活、スタート!

どうしたら結婚できるんだろう?と割と真剣に考えた結果、自分と同じように結婚願望がある人と出会う必要があると考え、婚活を始めた。

usanpass.hatenablog.com



婚活とは・・・世の中にゴマンといる男性の中から自分が結婚したいと思える男性を見つけ出し、尚且つその男性に好意を持ってもらわないといけない。

果てしない作業だけど、ライフワークとして地道にやっていこうと決めて自分のペースを崩さないようにしながら活動しようと思った。



婚活パーティ?お見合いサイト?

まずは元営業職の経験を活かして(!?)一番効率のいい方法を考えた。

効率=接点の数!

営業なら、まずはテレアポだ。新規営業なら1日100件電話をかけ、アポイントを取り成約に繋げていく。

新人の頃は100件かけてもアポイントゼロなんていう悲しい日もあったけれど、だんだん脈アリ OR 脈ナシが会話の中から見えてくる。

飛び込み営業よりも、テレアポの方が断然効率的。



故に婚活パーティよりも、ネット。(実際パーティも行ったけど、とても疲れた)

とにかくたくさんの男性とメールでコンタクトを取り、写真と文面から会うべき人を取捨選択していく、という作戦を選んだ。



効率=接点の数!!



取捨選択の時に役に立ったのは、読書の経験。

たくさん本を読むと見えてくるものがある。文章の中から人格が浮かび上がってくる。

村上春樹氏も『村上さんのところ』で言っていた。読書の経験を積むことで文章の真偽を見抜くことができるって!!

本、読んでてよかった(!?)

結婚相談所に登録すれば、その辺の取捨選択をある程度やってくれるのかもしれない。



あと、メールのやり取りで仕事が出来る人なのか、誠実な人なのか、とか想像できる。

というわけで、今までの経験を総動員させた結果、夫と目出度く出会うことができた。


結婚を決めた理由・・・それは、結婚したかったから・・・夫が結婚してくれたから。
それ以外にそれらしい理由は思いつかない。

計画性のない人生だなと、我ながら思う。



付き合っている時はあまり見えなかったけど、結婚してから夫が子煩悩なことや家事に協力的なことが分かり嬉しい。
こればかりは「子どもが好き」と公言していたとしても、子どもが出来てみないと分からないから。
(子どもが好き、とにこやかに公言する人を男女問わず私は斜めからイジワルな視点で見てしまう。)




今週のお題「結婚を決めた理由」



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