うさんぱす日記

日々の家事・育児・仕事などなど

子供の頃に欲しかったもの

今週のお題特別編「子供の頃に欲しかったもの」
〈春のブログキャンペーン 第3週〉


お兄さんかお姉さんが欲しかった。(絶対無理だけど)

理由は友人を見ていてなんとなくいいなーと思ったから。
年上なら優しくしてくれるんだろうなーと単純に憧れていた。



私は3人兄弟の一番上で弟が二人いる。
すぐ下の弟とは年子なので、幼稚園、小中学校はほとんどかぶっていた。
仲良しならいいのだが・・・・

幼い頃の記憶では弟とは毎日ケンカをしていた。
しかもとっくみあいや殴る蹴るで、どちらかが泣くまで行う。
で、泣いた方は「お母さん、○○が××した」と母に訴える。
で、母が「もう、うるさいわね。」+ビンタ
で、結局二人とも泣いて終了。

毎日毎日この繰り返し。
母は宗教の用事でしょっちゅう外出したので、弟と過ごす時間がものすごく長くて嫌だったがどうしようもない。
いつケンカをふっかけられるか常に緊張していたし、ケンカになったら回避するという考えはまるでなかった。
いかに相手にダメージを与えるか、泣かされたらいかに相手が悪いのかを訴える。
まるで任侠の世界(笑)
振り返って冷静に考えると、それじゃあ兄弟は仲良くならないよなー

ケンカの理由はいつもささいなことだったが、今考えると母に注目して欲しかったからというのも少なからずあるんだろうな。


ずっと憎しみあってきた弟とはすっかり疎遠で、この先お互いが死んだとしても葬式に行くことすら怪しい。
幼い頃一番長い時間を一緒に過ごしたのに。



夫には姉がいるけれど、つかず離れず程よく仲が良い。
うらやましい。
年子ではなかったからかなと思っていたが、話を聞くと母親に叩かれたことは一度もないそう。
(姉にはよく蹴られていたそうだが)
うらやましい。
詳しく聞いてもよく覚えてない、と言うが「叩かれなかった」の一点だけで我が家とは違う何かが垣間見える。



もしかしたら兄弟ゲンカしたときの親の対応が兄弟関係をつくっていくのかもしれない。
自分が死んだ後は何かあったら兄弟で支えあって生きていってほしいなーとか、きっと考えるんだろうな。一般的には・・
そういう気持ちが日々の対応になっていくんだろうな。
叩く=厳しい、叩かない=甘やかす、そんな単純なことではないんだろうな。


私の兄弟関係はもう仕方ないけど、娘にはいずれ兄弟をつくりたいし、折角の兄弟なら仲良くしてもらいたい。
私は偶像ではなく娘の気持ちと向き合おう。



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